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自然エネ大阪にて-

今日参加して発表した「自然エネ大阪」報告会のボクの報告内容です。

昨年喜寿を越えた建築士の伴と申します。ビジュアルカード4枚で報告します。最初カードの左上(左写真)は写真集昭和10年代の時空から。草屋根から豊かなモヤが気化冷気を発生させ上昇しているモノクロ写真です。左下図は地域と室内を冷却するそのメカニズムです。それから80年。下図には外(環境)に熱気を出しながら室内を冷やすという、大阪では多くの皆様がこんなことをやらざるをえない今日の住宅です。猛暑の日差しに室外機からの熱風が加わる超不快を何回も感じた今年の夏が終わりました。最下図過去と今日の大違いに注目しよう。それは昭和10年代の家づくりにおける人々の生き方と、今日の生き方に大差というより真逆なこと・環境正義を示します。樹林などで地域環境を良くしてからそこに家を建てることと、今日の生活文化の反転はめまぐるしく、そして悲しい状態です。機械に頼り自分がOKなら環境はどうでもいい。この便利機械を消費する風土が地表に蔓延してきた結果はまったなしの気候変動です。地球が沸騰している。国連グレーテス事務総長がいうように地球は悲鳴を上げています。足尾銅山の鉱毒事件水俣の水銀汚染2枚目は、建築専門家として言いたいエネルギーの基本的理解です。

①自然エネルギーと②人間力を使えば❸暗黒エネルギーはいらない!宇宙偶然の自然史が生み出した稀有な「放射線ブロック生命社会(成層圏)」に、原子力の持ち込みはありえない。このポイントだけで止めるべき!同様に、地球自然環境に馴染んでいく超過程で獲得した人間力が働く 生存・生活観を愉しく取り戻し、「エネルギーの二重無駄」を取り除こう。➊人間力(エネルギー)を破壊して❷モノを造りすぎヒトを動かしすぎる「人新世」となった。地球に莫大な負荷を加え自らが生存できなくなる。この50年で地球に負荷をかけるPxAxTは1400倍になっています。エネルギーの使いすぎこそエネルギー問題です。写真当時の自然と共生するパラダイムを左図に表しました。上手のパラダイムの大逆転が今日の人類課題です。ボクが著作した・大きな地球を壊さない小さな自分のOLA革命は建築活動・55年の実践を重ね、書き下ろすことができたボクの著作です。興味のある方はぜひアマゾンでご購入下さい。

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