「自分度」に飢えている視聴者

自分度

年始挨拶で、ヒトの自分度の減少変遷を描き、自分度の回復の大切さを書き「OLA革命の的」としました。

年始TVで観た「・・・ポツンと一軒家」「こんなところに日本人がナゼ・・・」が面白かったですネ。おもしろいさを多くの視聴者と共有できたように思います。人新世に至っても「個々を消費者に貶める生活行為に漬け込む商売を無限に持ち込む後期資本主義」に覆われてしまっているボクたちヒトたちにとって・・・・。「自分(たち)で自らの工夫で自らの暮らしをつくる」楽しさが、視聴者の暮らしに反対比しているからこそ、映像で見える面白さが際立っているのではないでしょうか。OLA革命の応援番組です。

愉しく面白い「OLA革命」

階級があった過去を超えて人類が生みだし、期待された民主主義社会が、まだまだ熟成しないばかりか政治家たちによって後退する局面にさらされ続けもしている今日だ。そんな中、資本主義社会のオルタナティブが望まれる情況は日増しに高まっているようだ。エンドユーザーが主体になり小さな自主グループが目指しつくるものは、世間の権力者が目指し続けるものと違って愉しい方向に素直に向かう。それが今生まれるべき政治社会革命で、そのイメージをいくつかあげるとこんな具合だ。

この《革命》はボクたち人類がまだ経験したことのない、愉しく面白いことのようだ。

この《革命》はボクたちの現社会の様々な問題点を解消する唯一の方法であるようだ。

この《革命》は今、世界各地で、もう始まっている身近なもののようだ。

いままでの歴史上に起こった政治社会革命とは内容が全く違う。過去のそれらは人の血を流すことを伴った社会体制の急激な変動のこと。フランス(ブルジュア)革命で、ロシア(プロレタリアート)革命がそうであったように、貴族と市民、皇帝と労働者、階級間に起こる闘争の結果、支配階級がとって代わる政治革命・社会体制の変動のことを言っていた。その時代における違法な手段・武力などによって権力を奪取してきたこれらは、ギロチンや処刑、血なまぐさいイメージが強い。経済右肩上がりしか経験したことのないボクたち人類が初めて右肩下がり時代にさしかかった今日において、必要なこの《革命》はそうではない。反対に、面白く愉しいイメージが膨らむことになるのだ。

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