政策批判について
このところか、いつもでもあるか、野党に対して「政策批判ばっかり」という批判があるようですが、これでは、政治の本質への知識が足らないのでは?
政治権力は余剰生産を生み出す能力を持った人類が、生み出さざるを得なかった〝必要悪〟です。
政治権力者は国民秩序づくり運営の表面と、国民からの収奪で存在できるという裏面を持っている。
国民、マスコミ、野党はこの裏面から発生する政権の悪行・政策に反対するのが何よりも大事だと思います。権力に近い政党は、プラス50点からマイナス50点、平均点ゼロ周辺をうろついている組織だ、と理解しようではありませんか。
経済は政治がつくり出すのではない。みんなの仕事・生活行為の集積そのもの、自分たちがつくるなりわい、その結果が経済なのである。経済を「経世済民」と読み替える知識をボクは、そんな風土を助長するまやかしだと思う。経済は政治が動かすものではない。「経て済んだこと」なのだ。
政治には監視が不可欠
権力を手にした政党の平均点は0点以下ダ。政治行政システムは人類の余剰生産力保有過程で生まれた〝必要悪〟。政治家は社会秩序維持を担う表面と、余剰生産物を収奪し存在する裏面を持つ。表面には期待することが大事だが、裏面には期待できない、悪いことをさせない。裏表から見ていなくてはならない。マイナス点が増えないようにボクたちが見張っておくことが大事となる。
日本だけでないのだろうか?。政党、特に政権党の悪事はよく目立ち、最近では子供でも見極めできる程度のそれダ。まずは普通の政治でいいから期待しよう。富の再配分、不均衡を均すことだけに政治の目標は絞られていいノダ。プラス面をやりきってマイナスは減らすと、最高の政治行政なのである。度重なる政治家への金、官僚社会への利益誘導はすべて政治の裏本質が当たり前に表層化するマイナスポイントなのダ。最大のマイナスポイントは戦争。だけはさせないようにしよう。
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