山荘-となりむらー別荘ーログハウス
続いて、並行して7棟の家と別荘が直近に加わり、近くに畑を以て田舎暮らしを実践する二階建ても二棟含まれて地域は膨らむが、5/7は平屋だ。写真は、むらのコミュニティセンタ-のログハウスだ。当時は、世界から木材が大量に入ってくる時代に変わってきていた。カナダからの大丸太で多くのログハウスを多くの人が造っている。
左の写真は、地元産の普通の杉丸太を楕円形断面丸太に加工したログハウスである。築30年を超えて、構造仕上げ材としての輝きはより増してきているようである。
日常からそう遠く離れるのではなく、日常から離れているコミュニティ・グループ生活の交換が非日常だが愉しく繰り返されてきた。大部分の所有者で仲間の長だった陶芸家の秋山省山氏が亡くなって、そんな交換が途絶えてくる。それでも、氏のご子息・陶芸家が登り窯を働かせ、センターをゲストハウスに活用、むらは持続している。自分(たち)でつくる暮らしは面白く楽しいと思い始めたとなりむらであった。。
自分度」の回復=OLA革命
ボクは今日社会の問題解決のコアを「自分度」の回復=OLA革命ダ、と思っている。
ボクは、75歳を超えた老建築家だ。幼少期を山間部で育ち、青年期に大阪に出てこの仕事に就きここまで続けてきた。
到達した「フォークアーキテクチュア」への実践経過とその結果を鳥瞰し始めていたコロナ禍の昨年、若手経済思想家・斎藤幸平氏の大ブレーク書「人新世の資本論」が、大阪上空でボクに瞬時スパークしてきたのだ。ボクの建築各々結果と重ね合わせてみよう。
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