8末の29日は東京で娘世代才女と建築面談。16時台にのぞみで帰途に。一週間も日本に大雨攻撃を続ける台風10号が小田原で長時間止めて東京に引き返させる。ネットカフェで泊まり、150円切符を購入しJR東京へ。まずは先日購入切符の返金窓口。長蛇の列だったが、東海道新幹線はまだ動かないと言う。どのように帰阪しよう。北側周りしかない。北陸新幹線は敦賀や金沢に〇〇〇点灯している。これだ!。四つ折れ総百人近くの列に並ぶ。やっとあと一列になってから「エライコッチャ」xxxに転灯する。真っ白になりかけた痴呆症頭脳が、在来線未経験«あずさ»に閃く。西方向にできるだけ進もう。そのまま中央本線で新宿へ、同プラットフォーム反対側に運よく«あずさ»が待ってくれていたノダ。指定席はガラガラ、昨日から異性についている。女性車掌が丁寧に書付指定席券をつくってくれる。これで塩尻から大阪までの行程が完遂できたのだから、その後の車内は、ゆったりと、自由に、今までにないパノラマ環境を車窓に見ながら様々な現実を思い、想いがめぐり合う自分の時空となった。
今大雨禍静岡県北側の山梨・長野両県は青空の垣間見れる自然風景が美しい。中央本線にほぼ並行する北陸新幹線はなぜ動けないのだろう。動かさない両新幹線は、あの雨雲に覆われていて存在だけが感じられる左側中央アルプス下に施工を進めている「リニア」の強行を「合理化」する国民包摂環境づくりのヒトコマなのか。「大雨を吸収するあの大自然の超深度、伏流水推測不能・マグマにも襲われそうな地下を交通手段に開発するなんて、人外行為そのものだ。
建設業のこれからは、この10号台風禍でも旅客を楽しませて運んでいる<あずさ>などなど。明治以来急速に全国化した在来線を維持充実するのが最も経済的で国民生活に有益だと、地球を刻んで設ける考えを転回しなければと考える。
なお、神田からの切符、大阪駅追加支払機械は動かない。駅員が計算してくれた、名古屋、関ヶ原経由JR東海道線旅客運賃(東京大坂間)は9310円だ。
今回の珍プレーの立役者は、超込み合うJR塩尻駅の女性駅員。あずさ下車時、「今日は大変忙しいので、これからの切符は販売しなくてもいいでしょうか。最終地で清算願います」。ボクの青年時、共産党員が市長を担っていた希少な塩尻市だからなのだろうか、自他共鳴の民主主義だ。行程が読み切れない中でボクにとってもパプニングに自由に対処できる素晴らしい判断だと思ったボクは、「協力します。ありがとうございます」でした。
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